メニエール病と薬の味

夏休みも終わりですね。まだ全然暑いし、夏休み延長してもいいと思うのですが…meriiです。

 

ここ最近めまいが酷く、先日耳鼻科に行ってきました。検査によると聴力が少し低下しており、眼振が見られたためメニエール病との診断。まずい薬と名高いイソバイドを処方されてきました。私は現代版 猫猫なので、新しい薬を処方されるとうきうきしてしまいます(『薬屋のひとりごと』参照)うへへえ…

 

Google検索で「イソバイド」と打ち込むと「イソバイド 美味しい飲み方」などが候補に出てきます。大体まずい薬はどうやったって美味しくはならないのですが、わらにもすがる思いで検索してしまうんですよね。わかるわ。

今回私が処方されたのはシロップタイプではなく、ゼリータイプのものでした。メニレットという名前のものです。

医者「メニエールだと思うから、お薬出すね。…その…この薬、美味しくはなくて。まずいとか苦いって言う人もいるんだけど。シロップだと苦さあるから、それを出来るだけ改善したゼリータイプね、出すから…よく噛んでって薬剤師さんに言われると思うけど、もうなんでもいいから、ぐちゃっとなればいいから。どんなやり方でもいいから飲み込んで。いや、うん、美味しいって思ったらちゃんと噛んでくれたらいいんだけど!」

確かこんな感じのことを話していたのですが、この時点でまずいことだけは伝わってくる。すごい。診察が終わってからも、看護師さんや薬剤師さんそれぞれが説明してくださって、要約すると「飲み込めばそれでいい」。どんな薬だよ…

 

実は恋人のお母様がメニエール病で、薬のまずさは常日頃から聞いていたので全く怖くはなかったんですが、どのスタッフさんもすごく心配してくださりました。まずくて飲まなくなっちゃう患者さんいるんだろうな…など考えながら帰宅。

 

そしてイソバイド、実食の時…!めちゃくちゃまずかった時のことを想定し、ぶどうゼリーを用意。いざとなったらぶどうゼリーで流し込んでやる…

薬局でメニレット用の粉末フレーバー(ココア、ヨーグルト、ミルクの3種)を貰ってきたので、ココアフレーバーの封をあけていざ。

 

一口目「…???あれ思ってたほどまずくない。」

もちゃもちゃとメニレットを咀嚼する私を見て彼氏「待って、噛んでるんだけど味覚大丈夫?」

 

ココアフレーバーをかけながらゆっくりと1パックを食べ終わり、流石にまずかったのでお茶を一気飲みさせて頂きました。

まあ実際ものすごく苦いんですが、コデインの粉薬の方が個人的には苦手です。もう一生コデインの粉薬は飲みたくありません。錠剤も嫌ですけど。

 

メニレット食レポ

香り:ほうじ茶のような香り。芳醇(?)な感じ

味:「うわぁ薬だ…」っていう苦さ。コデインの粉よりは苦さが舌に残りにくい気がする。

風味:今朝素のメニレットを頂いたけど、そこはかとなくココアの風味がするような…??

食感:ゼリーという割に結構硬い。寒天?だがその硬さ故に、苦さが残りにくいのかもしれない。

量:小さめスプーンで3~5口。

 

あ、あときちんと冷蔵庫で冷やしておくことですね。常温は怖いのでまだチャレンジしていませんが慣れてきたら1回常温で食べてみよう。わくわく。

 

まあそんな感じでイソバイドを口に出来て嬉しかったという話です。個人的にはコデインの粉の方が兵器級にまずい…いやどっこいどっこいなのか…?

めまいが収まることを祈って、のんびり過ごしたいと思います。では。